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失業保険をもらえない?雇用保険をもらえる条件と給付金制度の仕組みについて


自分が失業状態となった時、雇用保険の加入者であれば給付金を受け取れるよう手続きを勧められることもあるかと思います。
しかしこの雇用保険、調べてみても難しくてなんだかよく分からないなんてことありませんか?

そもそも自分が受け取れるのか?、調べてみるといろいろ条件があって難しそうに感じる方もいらっしゃるかもしれません。
実を言うと私も以前利用したことがありますが、制度がよく分からなくて混乱してしまいました。

そこで、同じように悩んでいる方の助けになるよう雇用保険についてまとめてみました。
今回は「どんな人が給付金を受け取れるのか?」という点に注目していきたいと思います。

自分ももらえるのかな?と悩んでいる方はチェックしてみて下さい。

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雇用保険がもらえる条件とは?給付金は保険加入者なら誰でも受け取れるの?

まず雇用保険の給付について知っておきましょう。

雇用保険に加入していた人は、失業した際「求職者給付(給付金)」を受け取ることができます。
この給付金というのは「失業中の生活を心配せずに仕事探しに専念してもらうため」に支給されるものです。

 

つまり雇用保険の給付を受けることが出来るのは「失業の状態」にある人のみです。
が、この失業の状態もただ無職であれば当てはまるわけではありません。

 

・積極的に就職しようとする意思がある
・いつでも就職できる能力がある(主に健康状態など)
・積極的に仕事を探しているにも関わらず、現在就職出来ていない

 

このような状態の人が給付金を受け取れます。
つまり「就職する気はないけどお金は貰いたい」というのは認められないのです。

おそらく実際ハローワークで手続きする際には、窓口でこのようなことをしっかりと確認されると思います。

 

この雇用保険の制度というのはあくまでも1日も早い再就職をしてもらうための制度です。
簡単に言うと、「失業してしまった!早く次の仕事を見つけよう!見つかれば今すぐ働ける!」という人が受け取れるのです。

雇用保険加入者なら誰でも受け取れるわけではない、ということをしっかりと理解しておきましょう。

雇用保険がもらえない理由は?特別な制度もあるので知っておこう

誰でも給付金を受け取れるわけでは無い、とお話しましたが、受け取れないケースとは一体どのようなものなのでしょうか?

 

まず最初にもお話したとおり、働く意思のない方は受け取れません。
これは「やる気が無くて働きたくない」という人だけが当てはまるわけではありませんので注意が必要です。

 

・結婚して家事に専念する人
・学業に専念する人
・家業に従事する人
・自営業をする人(準備も含みます)

 

このような場合も求職者給付を受け取ることは出来ないのです。
考えてみてもらうと分かると思うのですが、これらの人はハローワークで就職先を探そうとはしていないですよね?
つまり「再就職を支援する制度」を受ける理由がないのです。

雇用保険の給付金受け取りは、手続きの際に「求職申込」もしなくてはなりません。
しかし上のようなケースの場合そもそもハローワークで「求職申込」する必要がないですよね。
そのような点からも受け取り条件を満たしていないことが分かるかと思います。

 

また、すぐに就職することが出来ない人も受け取れません。

 

・病気やケガ
・妊娠、出産、育児
・親族の看護

 

主にこういった場合ですが、病気や妊娠などで「今すぐは働けないが働きたい気持ちはある」ケースもありますよね。

そんな方のために一応補足を入れておきますと、「求職者給付を受けることが出来るのは、原則として離職日の翌日から1年間」と定められています。この期間のことを「受給期間」と言います。

しかしこのような理由で働けない方のために、「一定の基準を満たした場合には、受給期間を一定期間延長し、その後働くことが出来るようになってから、雇用保険の受給の手続きを行うことが出来る」制度があります。

 

ですから自分で受け取れないと決めつけてしまわずに、1度ハローワークの方に確認してみたほうが良いですよ。

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雇用保険の給付金制度の疑問。なぜ受給出来ないことがあるのか。

雇用保険の給付金を受け取れるケース、受け取れないケース、なんとなくでも理解出来たでしょうか?
お話してきたように、雇用保険に加入していれば必ず受け取れるというわけではないんですね。

でも中には保険料を払ってきたのに受け取れないなんて納得いかない、という方もいるかもしれませんね。
ですから少し雇用保険制度について補足しておきたいと思います。

 

雇用保険というのは、積立貯金のように保険料さえ支払っていれば必ず支給を受けることが出来る制度ではありません。
大前提として、民間の保険で必ずお金が入ってくるようなシステムとは全くの別物だと理解しておいて下さい。

そもそもなんですが、雇用保険は「自分が納めている保険料」だけで成り立っているわけではないのです。
他の働いている方々や事業主からの保険料や税金によって、国が運営している相互扶助(助け合い)の制度です。

 

実際保険料を払っていても給付金を利用したことのない方が世の中には多くいらっしゃいますよね。
そのような方こそなんで払わなければいけないんだ!という気持ちになるかもしれません。

ですが自分がいつ失業してしまうかなんていうのは分からないものです。
「もし突然失業してしまっても助けてもらえる」ように払っているのです。

給付金の受給者の方だって失業したくなかった人もたくさんいると思います。
でもやむを得ない事情というのは誰にだってあるものですからね。
自分がそんな事態に陥ったとき、失業中の生活を心配せず職探しが出来るなんてありがたい話だと思いませんか?

 

申し上げた通りこれは「国が運営する助け合いの制度」ですから、法律に定める要件(上でお話ししたような)に当てはまらない限り支給を受けられません。
厳しいようですが法律に則った条件で適切に支給していくことにより、再就職を支援するシステムとして成り立っているということですね。

まとめ

雇用保険の給付金、受け取れるのかどうかという基準だけでもさまざまな条件があり難しく感じます。
しかしながら特別な事情等ない限り、「働く意思と働ける体」があれば問題ないと思っていて良いでしょう。

もし特殊な場合でも、ハローワークの窓口に行けば丁寧に対応してくれます。
電話でも対応はしてくれますので、気になることがある場合は確認してみてはいかがでしょうか。

雇用保険の失業給付金の受給を実際に考えている方は、こちら↓の記事が参考になると思います。

手続きのためにはいくつかの書類が必要になるので、参考にして下さい^^

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