新入社員の挨拶はどのような内容が適切でしょうか?
入社式や研修の前にポイントを押さえておきたいですよね。
例文とともにまとめてみたので参考にして下さい^^
また、私が実際に経験した体験談もお話しています。
入社式や研修がまだどんな感じか分からない人も多いと思うので、良かったら目を通してみて下さい。
会社により差があるとは思いますが、似たような企業も中にはあると思いますよ。笑
いずれにせよ事前にしっかり準備をしておいたほうが賢いのは確かです。
さっそく内容を見ていきましょう!
新入社員の挨拶
新入社員の挨拶はどのようなことを話せば良いのでしょう?
入社式や研修中など、必ずと言っていいほど挨拶をさせられる場面は出てくると思います。
「どんなこと話せばいいの?」と悩むし不安になるかとも思いますが、とりあえず基本を押さえておけば安心です。
最低限のものとして、以下の内容は考えておきましょう!
基本の挨拶内容
まずは基本の挨拶内容です。
構成としてはこのような感じになります。
・入社した喜び
・今後の抱負
・指導のお願い
シンプルにこの4つの内容を順に述べていけば、それなりの自己紹介が完成します。
「オリジナリティも必要なのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、それが求められる状況は思った以上に少ないです。
その他の内容は“念のため”として、基本的な内容のあとに考えておくくらいで十分だと思いますよ^^
自己紹介
最初は基本情報の挨拶から入ります。
氏名・配属先(分かっている場合)・出身の学校や専攻・所属していたサークルや部活といった内容ですね。
氏名や配属先、出身の学校あたりは基本的に名乗るのがベターですが、それ以外の情報に特に決まりはありません。
自分の話しやすい内容を選択し、自己紹介とするのが良いでしょう。
- 氏名
- 配属先
- 出身の大学・高校(学科も)
- 所属していたサークルや部活
- 地元
- 趣味・特技
- 長所
自己紹介として使えそうな情報はこのような感じです。
他にもペットや休日の過ごし方なども十分自己紹介に繋がるので、一度情報を書き出して整理してみると良いですね。
入社した喜び
挨拶の時に入れておくべき内容の一つが入社した喜びです。
「この会社に入社出来て嬉しい!」というのが伝われば、先輩方だって可愛がりたくなるものですから。笑
この辺りは笑顔で話すとよりその気持ちが伝わります。
会社へ好感をもっていることなどを表現してみて下さい^^
今後の抱負
今後の抱負も入れておくとベターな内容。
「はやく仕事を覚えて会社の役に立ちたい」など、前向きな内容が◎
より具体的な内容にすると理想像が明確に伝わります。
この会社で頑張っていきたいというシンプルな思うが伝わればOKですよ!
指導のお願い
挨拶の最後は先輩方への指導や支援をお願いする言葉で締めます。
謙虚な姿勢は円滑な人間関係にも繋がりますよ^^
挨拶の例文
以上の内容をヒントに、いくつか例文をご紹介します。
自分の自己紹介を考える時の参考にして下さい^^
本日からこちらでお世話になります○○○○(氏名)と申します。
○○に配属となりました。
○○大学で××を専攻しており、サークルは○○に入っておりました。
この会社で働けること、大変嬉しく思います。
一日もはやく会社に貢献出来るよう頑張りますので、ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
このたび入社いたしました、○○○○(氏名)と申します。
この春○○大学の××学部を卒業いたしました。
趣味は筋トレで、鍛えることが大好きなので良いトレーニング方法などご存じの方がいたら教えて頂きたいです。
近隣のジムには詳しいので、気になる方はぜひ聞いて頂けたらと思います。
仕事の方では一日も早く戦力になれるよう頑張っていきたいと思います。
ご迷惑をおかけすることもあると思いますが、どうかご指導の方よろしくお願いいたします。
○○に配属になりました、○○○○(氏名)と申します。
本日初出勤ということで緊張していますが、温かく迎えて頂き少しホッとしております。
私は手芸が得意で、ハンドメイドの編みぐるみ制作を趣味としております。
細かい作業は得意ですので、ぜひ仕事にも活かしていけたらと思います。
社会人としてこの日を迎えられたこと、本当に嬉しく思っています。
仕事に関しては右も左も分からない状態ですが、一日も早く仕事を覚えられるよう頑張って参ります。
一生懸命努力していきますので、どうかご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
新入社員の挨拶内容のポイント
新入社員が挨拶をするときのポイントは何でしょう?
無難に済ませるだけでも十分ですが、出来ればより良い挨拶を、と考える人もいるのではないでしょうか?
“成功”といえるような挨拶にするにはどんなことが大事なのか。
押さえるべき点を確認していきましょう^^
印象に残るものが1つあると◎
新入社員の挨拶は、会社によっては何人もの人が行う可能性がありますよね。
聞いている側も全てを覚えるというのは不可能に近いです。
そんな時にポイントになってくるのが【印象に残る内容】。
覚えてもらえるというのは強みになります。
ユーモアのある内容や、旬の話題を上手く取り入れると印象に残りやすいかもしれません。
ただし良い意味で印象に残したいので、内容はポジティブなものに限りましょう。
名前に関すること
印象に残るものがあると良いと言いましたが、名前に関するエピソードを話すのもおすすめ。
『○○の話をしていた子』と覚えられるのもいいですが、名前そのものを覚えてもらえる方が更に良いですからね。
ただし社会人なので「○○と呼んで下さい」というのはいまいち。
どちらかというとニックネームやそのきっかけを話すほうがいいかと思います。
名前の由来なんかを話すのもありですね。
ちなみに私の周りでは、
「芸能人の○○と一文字違いですが、見た目も中身も全く似ていません!でもあのくらい魅力的な人間になれたらと思います」
とか、
「漢字が難しく名前の読みが分からないとよく言われるのですが、本当にその通りだと思います。読みは○○(有名なキャラクター)と同じだと覚えて下さい!」
というような自己紹介をされている方がいました。
やはり名前に絡めたエピソードというのは聞いている側からしても印象に残りやすいので、ネタとしては良いかもしれませんね^^
短く簡潔な方が良い
新入社員が挨拶する場合、その内容は短く簡潔な方が喜ばれます。
ダラダラと長い自己紹介は聞いている側も疲れてしまいますからね。
時間の指定がない場合、出来るかぎり簡潔にまとめて1分くらいで済ますのがベスト。
あまりにも短すぎるのはあれなので、30秒以上になるよう意識しましょう。
ただし研修では長い場合も
時間指定がない場合、短く簡潔な方が良いのは確かですが、中には長めの指定を受けることも。
研修時には3分など決められた時間で自己紹介スピーチをさせられることもあります。
そのような場合、時間いっぱい使って上手に話せるようにしましょう。
3分は意外と長いので、あらかじめ内容はしっかり考えておいたほうがいいですよ!
挨拶の仕方のポイント
挨拶の仕方のポイントを見ていきましょう。
内容ももちろん大事なのですが、しっかりと伝わらなくては意味がありません。
どのようなことを意識すればより上手な挨拶になるのか、確認しましょう^^
声の大きさ・話し方
基本的なことですが声の大きさや話し方が挨拶では重要です。
緊張するとどうしても声が小さくなったり、早口になったりしますよね。
ゆっくりはっきりと話すことが大事なので、その点は常に意識して下さい。
もちろん言葉使いも大事ですから、丁寧な言葉を心がけましょう^^
身だしなみ
挨拶の内容ももちろん大事なのですが、実は見た目の印象というのがとても大きいです。
視覚から入る情報も、挨拶の良し悪しに反映されるのでしっかりとチェックしておきましょう。
身だしなみだけでなく姿勢の美しさも印象を左右します。
だらけた姿勢にならないよう気を付けましょう!
新入社員が挨拶で失敗しないためには?
新入社員の方で挨拶をする場合、少なからず緊張をされていると思います。
『失敗したらどうしよう』なんて、不安を抱えることもありますよね。
失敗しないために大事なことを確認しておきましょう。
出来ることはしておいて損はありませんからね!
緊張しないための方法
失敗してしまう大きな原因が“緊張”。
上手く実力を発揮できないことに繋がります。
より確実に成功させるためには、やはり練習がとっても大事!
本当に違うので5回くらいあらかじめ考えた内容を家で練習してみて下さい。
少しでも安心感や自信があるのとでは、緊張の仕方も変わってきますよ。
あとは「ちょっとくらい失敗しても大丈夫」ということを頭に入れておくこと。
自分が思っているほど周囲は気にしてなかったりしますよ!
よく言われますが聞いている人全員カボチャだと思っていてもいいと思います。笑
自信を付けることと大勢の前だと意識しないことが緊張をほぐすことに繋がります。
半信半疑でもいいので練習してみて下さい。
自分のことをしっかり把握
挨拶時に一番困るのが言葉が出てこないこと。
長所・趣味などはいくつ考えておいても損はないですよ。
いざという時必ず助かります。
入社式や研修前に自己分析をしっかりしておきましょうね。
自己紹介は長い時間を与えられることもあるので、事前準備は大事ですよ!
挨拶とお辞儀は別々に
意外とやりがちなミスなのですが、挨拶とお辞儀は同時にしてはいけません。
「どうぞよろしくお願いします」と挨拶をした後でしっかり頭を下げるようにしましょう。
話しながら頭を下げたりすると、言葉が伝わりにくくなります。
言い終えてから行動に移るようにしましょう。
入社式や研修時の挨拶体験談
挨拶の内容やポイントをお話してきましたが、実際の入社式や研修時はどんな感じだったのでしょう?
私の話になりますが、シェアしますので良かったら参考にしてみて下さい。
それぞれどんな感じだった?
入社式は比較的短めでした。
挨拶も基本情報のみであっさりと終了。
名前と所属、出身の学校を述べよろしくお願いしますとご指導を願う感じで。
一番初めに挨拶した人が短めだったので、それに倣った感じはありますね。
一方で研修では少し長めなスピーチをしました。
大きなストップウォッチ?タイマー?のようなもので3分きっちりと計られて、時間が来たら終了の自己紹介です。
これは体感がものすごく長く感じました。
話すことがなくて言葉に詰まる人もけっこういたので、やはり事前に考えておくのはかなり大事だと思いますよ。
今だからこその反省点
私と同じ思いはしないで!という意味で反省点をあげるなら、【とにかくネタは多く用意しとけ!】って感じです。笑
簡潔な自己紹介はともかく、長めの自己紹介スピーチを突然求められたときはきつかったですよ。
話すことがなくて焦る焦る。
ネタのストックはいくつあっても困らないので、多すぎるくらい考えておくと安心かも。
よほど話し上手で本番に強いタイプならいいのですが、そうでない場合長い挨拶はけっこうしんどいです。
話すことがなくなると焦りますし、同じ新入社員としては頑張れ~!という感じですが、先輩方の目は気になってしまうかと。
挨拶内容に関しては、念には念を入れて考えておくくらいでいいと思いますよ。
侮れない!練習の効果は大!
最後に一つ。
練習の効果は絶大です!これは本当に実感しました。
研修で鍛えられたあと、再び挨拶する機会がありましたが最初とは雲泥の差。
自分でいうのもなんですが、めちゃくちゃクオリティが上がりました。
そして何よりあまり緊張しなくなったのが大きい。
つまり入社式前から家で内容を考え練習しておくことは必ず意味があります。
少しでも不安があるのならば、自信を付けるためにしっかりと練習しておくことを私個人としてはおすすめしますよ!
新入社員の挨拶内容まとめ
新入社員の挨拶内容は参考になったでしょうか?
「どんなことを話せば良いの?」「どんなことに気を付ければいいの?」など不安は耐えませんよね。
しかしながら事前に準備し、練習しておけば入社後の心配は格段に減ります!
今こうして調べているあなたなら、きっと万全の態勢で臨むことができるでしょう^^
ぜひこの記事の内容も活かして頂ければと思います。
自信を持って入社式や研修の日を迎えられるといいですね♪
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