子育てをしていると仕事の退職を考えることありますよね。
とくにフルタイムで働いていたりするとお子さんとの時間がなかなかとれないこともあると思います。
仕事の退職を考えたときに自分はどうすべきなのか。
悩んでも悩んでもなかなか答えが出ないことだとは思いますが、少しいろいろな視点から考えていきましょう。
子育てのために仕事を退職するってありなの?
子育てのための退職がありかなしかでいえば、ありです。
もちろんその選択肢は誰にだって与えられていますからね。
ただ環境によっては“辞めるわけにはいかない事情”などがあるのもまた事実。
悩むということは何かしら踏み切れない理由があるのですよね。
その理由と向き合うことで、少しは答えが見えてくるかもしれません。
経済的な不安
仕事を辞めることにより、経済的な不安が頭をよぎる人も少なくないでしょう。
当然働いていた分の収入がなくなるわけですから、いままで通りの生活とはいかない部分もあると思います。
このときにまず考えるべきは、“生活していけるかどうか”だと思います。
パートナーの収入でどうにかやっていけるなら、仕事を退職するという選択を取るのもありでしょう。
また、仮に経済面が不安でも、今の仕事ではなく時間を減らしたパートなどにつくのもありです。
現状を少し変えることで、ベストな選択に辿り着けるかもしれませんからね。
復帰の不安
子育てのための退職を考える場合、いずれはまた働こうと考えている人もいるかもしれません。
ただその場合、今のような待遇での仕事は無理だろうという不安もあるのではないでしょうか?
現状恵まれているであろう職場環境があるのなら、退職は少し考えた方がいいかもしれません。
仕事に就きたいと思ったときには年齢などもいまより上になっているでしょうから。
理想の職場に巡り会うのはなかなか難しいかもしれません。
ただその時はその時!新たなことをやるぞ!という気持ちがあるのなら、退職もありかと。
条件にこだわりすぎなければ、十分仕事復帰も可能だと思います。
辞める理由は何か
仕事を退職したい理由は一体なんでしょう?
子育てのためといってもその内容は人により異なると思います。
子どもとの時間を作りたいから、仕事があるため子どものことで周りを頼らないといけないから、などいろいろありますよね。
子どもとの時間を作りたいというのは、すごくよく分かります。
その時だけの可愛さというのがあるでしょうし、そう思うのは少しも変ではありません。
また、仕事があるから子どものことで両親などを頼りがちになってしまうことも当然あるでしょう。
周囲への申し訳なさや自分が側に居られたら・・・、という複雑な感情が溢れてくることもありますよね。
いずれにせよ“辞めたほうが子どもにとってプラスになるか”というのは考えて見てもいいかと。
辞めることによりプラスに働く面もあれば、当然マイナスになることもあります。
金銭的な面で子どもにしてあげられることが少なくなることなども考えられますからね。
子どもはもちろんですが、家族でより幸せだと感じられる方法を探してみて下さい。
追いつめられている
仕事と育児に追われ追いつめられている。
そんな状況で退職を考える人もいるかもしれません。
そのような場合、とりあえず経済的な不安がないのなら一旦辞めてみるのもありかと。
肉体的にも精神的にも追いつめられて、限界が来てからでは遅いです。
もっと時間に余裕の持てる職を探すなどの選択肢もありますから、どうしようもないときは退職を選んでもいいと思いますよ。
仕事は探すことができる
子育てと仕事のことでぐるぐる悩んでいるとき、意外と頭から抜け落ちているのが仕事復帰の選択。
なぜか辞めたらもう完全にその道しかない、と思いがちです。
今の職場で子育てと両立するのが辛いのであれば、別の職場を探すのもあり。
仕事を辞めてみたもののやっぱり仕事をしていた方がいいかもと感じたらその時点で探し始めるのもありです。
子育てを理由にやめたのだから、しばらくは仕事してはいけないなんてことはありません。
人間誰しも最善の選択をできるわけではありませんが、そのときできるベストな選択をすることはできます。
どうしても今の職場が良いという人は可能な限り続ける選択をするのが無難かもしれませんが(辞めてから同じ職場で再び働けるかは微妙なので)、そうでなければとりあえず辞めるという選択も十分ありですよ。
とくに精神的に追いつめられているという人は無理して心身共に壊れてしまう前に少し楽な道を選びましょう。
まとめ
子育てのために仕事を退職するの悩みますよね。
決断するまでにたくさんのことを考えてしまうでしょう。
ただ、後悔しないためにもたくさん考えたほうがいいです。
退職自体は案外あっさりできますが、時間を戻すことはできないですから。
家族で話し合って、お子さんやパートナーの本音など、意見を聞いてみるのも良いかもしれませんね。
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