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パラリンピックの陸上競技ってどんなの?その魅力とは

陸上競技場
オリンピックやパラリンピックを楽しみにされている方は多いのではないでしょうか?
オリンピックの競技や出場する選手は、知っているけどパラリンピックの競技や選手については知らない方が多いと思います。
コロナで開催できるか分かりませんが、せっかくの自国開催!
この機会にパラリンピックの競技のことを知り、選手の思いを感じ、パラリンピックをより楽しく応援しながら観戦しましょう。

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パラリンピックで行われる競技の面白さ

ハートネットTVパラマニアでは、毎回様々な競技をピックアップし、クイズにして紹介しています。
今回は陸上SPということですが、一言で陸上競技といってもトラック競技、フィールド競技、マラソンがあります。

100メートルやハードル、走高跳ややり投げなどオリンピックと同じように行われる競技も多いですが、パラリンピックの最大の特徴として、クラス分けという制度があります。 
障がいは選手により異なるため、極力条件をそろえて、公平に競えるように障がいの種類や程度、運動機能によりクラスを分けて競技を行います。
なので、同じ走り幅跳びでも視覚障がいの選手は、コーラー(声で場所などを伝える人)と視覚の情報を補うアシスタントと共に競技に挑み、切断、機能障がいクラスの選手は、競技用の義足や義手などの道具と共に競技に挑みます。
クラスにより、それぞれなので1つの競技でいろんなドラマを見ることが出来ます。

パラリンピックには、オリンピックには無いこん棒投げという陸上競技があります。
車いすの中でも重度の障がいを持っており、手にも障がいのある選手が対象です。
ボウリングのピンのようなこん棒を投げて距離を競う競技ですが、投げ方に制限がないため、選手の個性が出て思っている以上に難しく、深い競技です。
その分、競技として観戦する側はとても面白いです。

このようにパラリンピックだからこその競技の面白さがあるといえます。

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選手を支える絆がすごい

輪になる人の模型
パラリンピックは、障がいという障壁を今まさに超えていこうとする姿を、見ることができます。
障壁を超えるために義足や車いすなどの道具を体の一部として使用し参加したり、視覚障がいの選手と走るガイドランナーがいたり、ボッチャなどでのサポート役がいるなど、選手を含め、みんなで共に戦うという姿が見れ、そのことがパラリンピックの魅力に繋がっています。

パラマニアの過去放送でも様々な選手を取り上げていますが、走り幅跳びの高田千明選手は視覚障がいの一番重いクラスの選手です。
一番重いクラスの選手はアイマスク着用をしなければならず、全く何も見えない状態で跳びます。
真っ暗な世界でどうやってまっすぐ走り、目標地点で踏切、ジャンプをするのでしょうか。
 
その正解は、コーラーという声で合図を送る人がいて、その人の声、手拍子のみを信じて走り、踏み切ります。
声を頼りに走る方向、ジャンプのタイミングが決まるので、ちょっとした失敗で砂場のところに着地が出来ず、大けがということになってしまいます。

真っ暗な世界で、ただ一つの声を頼りに走る。
大抵の人では出来ないことですし、相手との信頼関係がなければ、思いっきり走ることなどできないと思います。
 
高田選手の場合、コーチでありコーラーである大森さんと長年の練習や日々の中で、この人に教えてもらえば、ついいけば絶対強くなるという思いで毎日練習し信頼関係を築いてきたそうです。
高田選手以外にも、パラリンピックでは選手とコーチやサポートする人たちとの絆を見ている観戦者が感じ取れることが多くあります。
パラマニアでは、選手の物語についても放送されるので、12日放送ではどんな選手が紹介されるのでしょうか。
 

まとめ

パラリンピックという言葉は知っていても、詳しく知らないし見ないというのは、とてももったいないような気がします。
本当にすごい選手や面白い競技が多く、見れば見るほどパラリンピックが楽しみになっていきます。

パラマニアを見ることでパラリンピック初心者の方や子供でも分かりやすく、面白く見れ、いつの間にか自分がパラマニアになっているかもしれません。
陸上SP!ではどんな選手や競技が紹介されるのか楽しみです。

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