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子供の頃のなつかしいおやつといえば?

おやつを食べる子ども
「おやつ」とは・・・食事と食事の間に食べるもの。

TV欄のグレーテルのかまど「コトリンゴのポロポロケーキ」を見てふと思ったのですが、子どもの頃の懐かしいおやつってどんなものがありますか?
私は母がTVで見たレシピをよく作ってくれたので思い出深いものもあります。
人それぞれ好きなお菓子というのも存在するのではないでしょうか?

せっかくなので少し「おやつ」について調べて見ました♪

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おやつを漢字で書くと?

おやつを漢字で書くと、御八つと書くそうです。
この漢字は江戸時代で使われていた時間をさしている「八つ時」のことを言います。
「八つ時」は午後の2時から4時ごろまでのことを指すようです。

江戸時代は農作業をする農民が多く、この時間帯にエネルギーの補充が必要だったようです。
この当時のおやつは、おにぎりなどの軽食が中心でしたが江戸時代後期から、お団子などの甘いものも食べられるようになったみたいですね。

おやつの時間の思い出

おやつと聞くと、真っ先に思い出すのが、不二家のミルキーのCMの歌です。(笑)
ミルキーはママの味~♪て、聞いたことありませんか?
たぶん耳にしたことがある人も多いと思います。

おやつは、お菓子等を定番に食べていましたが、お母さんの手作りのおやつはテンションが上がりませんでしたか?
私は、母が作る蒸しケーキが大好きでした。

卵を卵黄と卵白を分けて、卵白が白く字が書けるようになるまで泡立て器で混ぜるのですが、当時は電動の泡立て器は高くて、うちにはありませんから大変な作業でした。
学校から帰ってきて台所を見て蒸し器の鍋がコンロの上にあると、今日のおやつは蒸しケーキだ!とテンションが上がったもんです。
黄色のフワフワした蒸しケーキは、大人になってからも大好物です。

おばあちゃんの手作りおやつ

おばあちゃんの作る料理の味付けは深みとうま味が最高レベルです。
おやつ作りも同じです。

母が仕事を始めて不在になりがちでしたので、ひいおばあちゃんが面倒を見てくれました。
ひいおばあちゃんの手作りのおやつも好きでした。

ひ孫のために作り方を近所の人に聞いてプリンを作ってくれました。
手作り感満載のひいおばあちゃんのプリンは固めでしたが甘すぎず、飽きのこない味でした。

さつまいものバター焼きもよく作ってくれました。
少し太めにスライスしてフライパンにバターを溶かしてさつまいもを並べて焼くだけなんですが、ちょっと贅沢な気分になりながら食べました。

一番、忘れられないひいばあちゃんの手作りおやつは、だんとつに「だらやき」と「でんがら」です。
子供も頃は、あたりまえのように食べていました。
いつまでも食べられるもんだと思っていましたが・・・ひいばあちゃんが人生を終えると作ることは出来ないので、ひいおばあちゃんが作ってくれたおやつは私の心の中の宝物となりました。

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「だらやき」と「でんがら」

「だらやき」と「でんがら」は田舎の郷土料理です。
三重県の松阪市にある飯高駅では今も売られています。

だらやき・・・小麦粉と水と砂糖を混ぜて作ります。

食感は蒸しパンを固くしたような感じでモチモチしています。

フライパンに生地を入れるときにダラ~となるためにだらやきと

呼ばれるようになったようです。

和風のホットケーキと、私は言っていました。

でんがら・・・朴の葉で包んだまんじゅう。

見た目も食感も柏餅に近いです。

春の農作業がひと段落した頃に終わったことに感謝をしながら

でんがらを作り、御先祖様にお供えをして疲れた体を休めながら

家族で食べるのでした。

皆さんも、何かしら地域ならではのおやつなどはあるでしょうか?
私はけっこう地方限定のものなどが好きなので、そういったものの情報はとっても気になります。

思い出になるおやつ

ひいおばあちゃんと一緒に食べたおやつの時間は大人になってから、よく思い出すようになりました。
ひいおばあちゃんの手作りプリンが食べたくて作ってみたのですが出来ません。
ひいおばあちゃんが作るとこを見たことがなく、学校に行ってる間に用意をしてくれていたので、作り方がわかりません。
本を見ながら、美味しいプリンは出来てもひいおばあちゃんのプリンではないのです。
それは仕方ないですが・・・。

でも、心に残るおやつは、やはり鮮明に覚えてます。
それだけで、感謝ですね。

手作りおやつを大切な人と一緒に作って一緒に食べる時間は最高に贅沢な時間・・・そんな時間を大切にしたいですね。

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