ハロウィンに仮装するのはなぜ？起源は？日本でいつから行われたの？

ハロウィンに仮装するのはなぜでしょうか？
いまや定番となりつつありますが、その起源や由来は意外と知らない人も多いですよね。

また、日本で仮装されるようになったのはいつからなのでしょう？
国内で流行りだした時期なども一緒にまとめてみました。

ハロウィンの仮装の歴史について、気になる方は良かったら目を通してみて下さい＾＾

ハロウィンに仮装するのはなぜなのか？

ハロウィンに仮装するのはなぜかご存じですか？
なんとなくハロウィンといえば仮装のイメージはあるものの、その理由は知らなかったりしますよね。
単に楽しいからイベントとして仮装している人も多いと思いますが、実はこれにはきちんと意味があります。

ハロウィンに仮装をする意味としては、『悪霊などから身を守る』ことがあげられます。

実は10月31日には死者の霊とともに悪霊や悪魔がやってくる言われており、その悪霊達を追い払うための行為が『仮装』になります。

仮装をすることには悪霊達を驚かせる、同じ仲間だと勘違いさせるといった狙いがあります。
中には悪霊に惑わされないようにするためといったお話もありますね。

諸説ありますがつまりは人間ではないと思わせることで、悪いものから自分の身を守ったわけですね。
このことが今現在広く知られるハロウィンの仮装の理由です。

おそらく現在身を守るためにハロウィンに仮装をしている人はあまりいないとは思いますが、本来はこういった意味がありました。
ハロウィンの知識としてこのようなことも覚えておいてもいいかもしれませんね＾＾

ハロウィンの仮装の始まりはいつ頃なのでしょうか？
その起源と由来を遡ってみていきましょう＾＾

ハロウィンはケルト人の収穫祭が元と言われています。
ケルト人のドゥルイト教で行われていたサウィン祭というものですね。

収穫祭は10月31日に行われていたのですが、古代ケルトではその日先祖の霊が家族に会いにくると言われていました。
日本で言うお盆のようなものだと考えてもらえれば分かりやすいと思います。

ただ前述したように、その日は死者の霊のみならず悪霊や悪魔も一緒にやって来てしまうのです。
それらは子供をさらったり、作物に悪影響を及ぼすもの・・・。
人々は身を守り、それらを追い払うために仮装をしたり仮面を被ったり、魔除けの焚き火を行います。

そうつまり人々が悪霊を追い払うために思いついた策こそが、現在の『仮装』に繋がるわけですね。

元々はこのように宗教的な意味合いの濃いものでしたが、この風習が広がるにつれてその意味合いは薄れていきます。
近年では宗教関係なく、大人も子供も仮装している姿が多く取り上げられていますよね。

ではせっかくですから『日本のハロウィン』の歴史についても確認していきましょう！

日本でハロウィンの仮装はいつから始まったのでしょうか？
いつの間にやら大流行してハロウィンの定番にすらなっていますよね。

広く知られ流行るようになったのは、おそらくディズニーハロウィンの影響が大きいと思われます。
1990年代後半にディズニーでハロウィンイベントが行われました。
平成9年くらいの出来事だったように思います。

それまでからハロウィン自体は広く認知されていたものの、今のように仮装が流行っているということはありませんでした。
せいぜいショッピングモールなどがハロウィン仕様に飾り付けされたり、期間限定のカボチャ味のお菓子が発売されたりといった様子です。

もちろんごく一部では仮装も行われていましたが、大々的なものではありません。
遡ると大正期くらいにはすでに教会など日本の一部では楽しまれていたらしいのですが、特に一大行事といった感じではなく。

やはり現在のようになるきっかけとして、大きなテーマパークなどでイベントとして仮装が取り入れられたことが大きいでしょうね。
人が多く集まる場所で開催されるイベントはその注目度も計り知れません。
爆発的にハロウィンの仮装が流行るきっかけになったとしても不思議ではないでしょう。

現在のハロウィンの在り方には賛否両論あるようにも思いますが、人に迷惑をかけない形で楽しんでいけると良いですね＾＾

ハロウィンの仮装は現在の日本では自由な衣装で楽しんでいる方が多いように思います。
時代の流れに沿って少しずつ変わってきたようですね。

機会があればハロウィンの仮装を楽しんでみて下さいね＾＾
マナーを守れば素敵な思い出の1つになることと思います。

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