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七夕の短冊の意味とは?色による違いと笹に飾る理由も!


七夕といえば短冊に願い事を書きますが、一体それにはどのような理由があるでしょう?
短冊の色による違いがあるのをご存じでしたか?

また、書いた短冊は笹に飾るのが一般的ですよね。
笹であることに意味はあるのでしょうか?

七夕といえば短冊飾り!とイメージする方も少なくないと思いますが、意外と詳しいことは知らなかったりしますよね。
せっかくですから短冊についても少し詳しく知っておきましょう。

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七夕の短冊の意味は?なぜ願い事を書くの?

七夕の短冊になぜ願い事を書くのか、その意味についてはあまり考えたことがない人も多いと思います。
実は七夕の短冊は、そもそも願いを書けば願い事が叶うというものではなかったのです。

 

昔は『短冊に字を書いて飾ると字が上達する』と言われていました。
里芋の葉に宿った朝露をスズリに入れて墨をすり、その墨で短冊に字を書いて飾る。
これが現代の短冊の元です。

しかしながら年月が経つにつれてその風習は変化していきます。
いつしか『短冊に文字を書くと願いが叶う』という風なものになり、現在では短冊には思い思いの願いを書くようになりました。
時代の流れによる変化で現在の形になったのですね。

 

ですから短冊は本来「書の上達を願う」という意味があります。
また、短冊に限らず笹に吊す飾りにはそれぞれ意味が込められていますよ。
せっかくですからそちらもまとめておきますので何かの機会があれば参考にしてみて下さい。

短冊-書の上達を願うもの

吹き流し-織姫の織り糸を象徴するもの

紙衣-裁縫の上達を願うもの

折鶴-健康と長寿を願うもの

巾着-貯蓄、商売繁盛を願うもの

投網-豊漁を願うもの

屑籠-整理整頓、清潔を願うもの

七夕の短冊の色に意味ある?書くときに意識したいこと

七夕の短冊の色を意識したことがあるでしょうか?
七夕の歌でも「五色の短冊」と歌われていますが、あまり気にしたことのない方も多いと思います。

五色とは『青・赤・黄・白・黒』のことで、古代中国に成立した陰陽五行説に基づくものなのですが、黒は現在では紫に置き換えられることが多いですね。
これらはそれぞれ「五徳(仁・礼・信・義・智)」に当てはまるのですが、色ごとに適している願い事があるので確認していきましょう。

-「仁」思いやり。人に優しくするなど人間力の向上するような内容が適しています。

-「礼」感謝の心。両親などに感謝する気持ちを書くと良いですね。

-「信」誠実な心。友人を大切にする気持ちの込められた願いはこちらが良いです。

-「義」規則を守る。私利私欲に負けない、守りたいルールなどを書くのに適していますね。

黒(紫)-「智」学業にはげむ。学業成就など勉強に関する願いはこちらに書くのが良いでしょう。

 

現在ではこれらに当てはまらない色の短冊を見かけることもありますね。
そこまで意識されている方は少ないのかもしれません。

ですがそれぞれ色に込められた意味というのはありますので、もし機会があれば意識して書いて見て下さいね。
1つの知識として、知っておいても損はないと思いますよ。

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七夕の短冊を笹に飾るのはなぜ?その由来とは?

七夕の短冊を笹に飾るのはなぜなのでしょうか?
短冊の色や飾りにまで意味があるのなら、こちらにも何かしら意味がありそうですよね。

 

ロマンチックなものとしては、笹竹は天にむかって真っ直ぐに生えることから、『願いが空にしっかり届きますように』という思いが込められているという話があります。
七夕にぴったりな素敵な理由という感じがしますね。

 

他にも笹は生命力の象徴であったり、殺菌力の強い葉であることから厄除けの力があるとされてきました。
つまり神事に用いるにふさわしい神聖なものとして古くから扱われてきたのですね。
中が空洞になっていることから神様が宿っていると考えられることもあったそうです。

また、笹の擦れ合う音が神様を招くと言われることもありました。
神様が宿る依代(よりしろ)として使われていたものですから、天にお願い事をする七夕に使用されるようになったのも不思議ではありません。

 

このように笹は、さまざまな理由で神事に用いるのにふさわしいとされてきました。
願い事をした短冊を飾るものとしては、とても適していると言えるのかもしれませんね。

短冊の色や笹に飾る理由まとめ

七夕の短冊に願いを書く光景は、時期になるとお店などでも多く見かけますよね。
しかしその実、短冊の色や笹に飾る理由までは知らない方も多いのではないでしょうか?

知っているとより味わい深い行事として楽しめると思うので、七夕の飾り付けなどをする機会にはぜひ意識して見て下さいね。

関連記事→七夕の織姫と彦星を表わす星とその意味とは?

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