初夢の一富士二鷹三茄子に続きがあることはご存じでしょうか?
三までは非常に有名ですが、その続きは知らないという人も多いですよね。
意味や由来とともにチェックしていきましょう!
元日の夜から2日の朝にかけて見る夢のことを指す『初夢』。
どのような意味があるのか気になる人も多いと思います。
縁起の良いとされるものはぜひ知っておきましょう^^
初夢の一富士二鷹三茄子には続きがあった?
初夢の一富士二鷹三茄子の続きはどのようなものでしょう?
そもそも続きがあるなんて知らなかった!という人も少なくないですよね。
縁起の良い初夢とされているこれらには、実は「六」まで続きがあります。
内容としては下記の通りです。
・二鷹(にたか)
・三茄子(さんなすび)
・四扇(しおうぎ・よんせん)
・五多波姑【煙草】(ごたばこ)
・六座頭(ろくざとう)
あまり聞き慣れないかもしれませんが、一富士二鷹三茄子の続きとして最も有名なのは「四扇、五多波姑、六座頭」だと思われます。
この「四、五、六」は「一、二、三」と意味がかぶっているため省略されがちで、昨今ではほとんど耳にしなくなってしまいました。
ただ、実はこれ、他にも下記のようなものがあるんですね。
五雪隠【便所】(ごせっちん)
こちらは「四葬式、五火事」などとも言われるようですが、いずれもあまり良い意味には聞こえませんよね。
なのになぜ縁起が良いとされるかというと、『逆夢(さかゆめ)』だからだそうです。
実際には逆のことが起こるとされるものですね。
ではここからは、メジャーな「一富士 二鷹 三茄子 四扇 五多波姑 六座頭」の意味をチェックしていきましょう。
どうして縁起が良いとされるのか、知っておいて損はないですよ!
初夢の一富士二鷹三茄子の意味は?六まで解説!
初夢の一富士二鷹三茄子、四扇五多波姑六座頭はそれぞれどのような意味があるのでしょう?
縁起が良いとは知っているものの、その意味は意外と知らなかったりしますよね。
さっそく見ていきましょう。
鷹:「高く」という意味で、地位や所得が上がるとされる。
茄子:事を「成す」、すなわち成功や成就を意味している。
扇:扇は末広がりのため、子孫や商売の反映を意味する。
多波姑(煙草):煙が上昇するため、運気上昇を表わしている。
座頭:座頭は毛がないので、「怪我ない」と洒落て家内安全を表わしています。
「四、五、六」は「一、二、三」と意味がかぶっているため省略されがちだと前項でお話しましたが、どうでしょうか?
もしかするとパッと見あまり同じようには感じないかもしれませんね。笑
『鷹と多波姑』は上昇し運があがっていくこと。
『茄子と座頭』は家内安全。事を「成す」と説明しましたが、実は茄子も「毛がない」ことから家内安全とも言われています。
上記のように書くとなんとなく似ているというのを感じてもらえるでしょうか?
この後の由来のお話もしていきますので、興味のある方は読んでみて下さい^^
初夢の一富士二鷹三茄子の由来 どのように決められた?
初夢の一富士二鷹三茄子の由来はどのようなものでしょう?
なぜこれらが縁起が良いとされるのかはあまり知られていませんよね。
こちらも諸説ありますので、まとめていきたいと思います。
『富士山、愛鷹山、初物の茄子の値段』を指すのだとか。
・徳川家康の好んだもの。
『富士山、鷹狩り、初物の茄子』を表わすそうな。
・掛け詞(かけことば)。
『富士は無事』、『鷹は高い』、『茄子は成す』というように、1つの言葉に同時に2つの意味をもたせた。
・本懐を遂げた敵討ちにあやかったもの。
『曾我兄弟の仇討ち(富士山の裾野)』、『赤穂浪士の敵討ち(主君・浅野家の紋所が鷹の羽)』、『伊賀上野の敵討ち(又右衛門が名を成した、伊賀の名産品が茄子)』
・優れたもの。
『富士は日本一の山』、『鷹は賢くて強い鳥』、『茄子は事を「成す」』
このように由来もたくさんのものが伝えられているんですね。
どれもなるほど~!と感じるので、一体始まりは何だったのか、推測するのすら難しいですね。笑
何か1つでも気になるものがあったら知識として覚えておいてはいかがでしょうか^^
初夢 一富士二鷹三茄子のなぜ?まとめ
一富士二鷹三茄子、これらは初夢として見ると縁起がいいというのは耳にしたことがある方も多いですよね。
良かったら意味や由来もこの機会に覚えてみて下さいね^^
続きがあるというのも知らない方は多いので、良かったらお正月の話題としてお話してみて下さい♪

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