新幹線のチケットを購入すると2枚あってびっくり!なんてこともありますよね。
これはどう違うの?改札の入れ方は?などなど、いくつか疑問も出てくると思います。
普段新幹線を使わないので切符は1枚!と思っている方にも分かりやすいよう解説してみました。
どこでどのようにそのチケットを使い分けるのか。
知っている方が安心して新幹線に乗れますよね。
初めての方にも分かるよう出来るだけ丁寧にまとめてみましたので、良かったら参考にしてみて下さい。
新幹線のチケットが2枚?これってどう違うの?
新幹線のチケットを購入すると、2枚渡されて戸惑うこともありますよね。
そもそもこの2つはどう違うのでしょうか?
おそらく2枚あるということは、「乗車券」と「特急券」が手元にあるのだと思います。
でも普段新幹線を利用しない方からすれば何それ?というぐらいのものですよね。
それぞれどういったものなのか見ていきましょう。
電車に乗って出かけるぞー!となれば、切符の購入は必須ですよね。
要するに目的地までの区間を移動する際に、定められている「運賃」を支払って貰える券ですね。
これさえあれば普通列車に乗って、支払った料金分の区間を移動出来るということです。
普通の列車は乗車券さえあれば乗れますが、新幹線はこの「特急券」がないと乗れません。
正しく言うと「乗車券」と「特急券」の2つがないと乗れないのです。
新幹線というのは、普通列車よりも長距離を快適に速く移動することが出来ますよね。
そのため乗車券にプラスの料金を支払って、それ専用のチケットを購入したと考えれば良いでしょう。
ちなみに「乗車券」なしで「特急券」だけ持っていても、新幹線はおろか普通列車にも乗れませんから注意して下さいね。
考え方としては、乗車券が基本料金で特急券が特別料金という感じでしょうか?
つまりは『乗車券さえあれば支払った運賃分の区間は移動出来るよ~。さらに特急券の料金を支払えば新幹線を利用して速く快適に移動出来るよ~。』というのが新幹線のチケットの仕組みになります。
ただ中には「乗車券」と「特急券」が1枚になったものもありますよ。
これは主に乗車券と特急券の区間が同じ場合ですね。
言い換えると、出発駅から到着駅まで新幹線のみを利用するケースです。
また、3枚や4枚といったケースもあります。
新幹線の乗り換えなどが発生する場合に、このように複数枚の券が発行されることがあります。
新幹線のチケットは、枚数が場合によって異なります。
券を見れば「乗車券」や「新幹線特急券」などと明記してあると思いますので、それぞれの券がどのような用途なのか確認してみて下さい。
新幹線チケットの改札の入れ方!2枚ある場合どうすればいいの?
新幹線のチケットの改札への入れ方が分からないなんてことありませんか?
普段の列車のように切符1枚なら迷うことはないのですが、新幹線のチケットが2枚手元にあると悩んでしまいますよね。
そもそも改札口に2枚通すことは可能なのか?というと可能です。
1枚ずつ通しても2枚重ねて入れてもOKですよ。
ちゃんと改札開きますからね。
ちなみに私は面倒くさいので2枚同時に入れることが多いです。
では、2枚通すのが可能だということが分かったので、今度は「どのタイミングでどのチケットを通すのか?」を考えていきましょう。
たぶんこれに悩む方が多いんじゃないかなと思います。
まず最初に、手元のチケットが「乗車券」か「特急券」か確認して下さい。
チケット上部にそれぞれ書いてあると思います。
乗車券と特急券の差は前述した通りなのですが、分かりやすいようここでは簡単にこんな風に考えたいと思います。
- 「乗車券」・・・出発駅から到着駅まで移動するのに必要なチケット
- 「特急券」・・・新幹線に乗るときに必要なチケット
それぞれ各1枚持っている場合、まず乗車券は常に入れればOKと考えて下さい。
出発時でも乗り換え時でも、目的地までの区間を移動するための料金を支払った券ですから必ず必要になります。
一方で特急券は新幹線に乗るときのみ改札に通せば良いのです。
例えば出発駅から新幹線に乗るのならば最初から改札に2枚通す。
出発駅ではなく途中で乗り換えて新幹線に乗るのならば、その乗り換え口で2枚通す(出発駅では乗車券のみでOK)。
特急券は新幹線に乗る前の改札で通す、と考えれば分かりやすいですかね。
『新幹線に乗るための券』なので、普通列車に乗車するときは必要のないものとなります。
使い分けとしてはこんな感じなのですが、理解出来たでしょうか?
分かりにくいかもしれませんので、最後にもう少し具体的に説明しておきますね。
新幹線の切符が2枚なのはなぜ?実際の使用時はどのようになるのか?
新幹線の切符が2枚なのはなぜか?という疑問について説明してきたのですが、実際の使用時に関してもう少し詳しく説明しておこうと思います。
A駅、B駅、C駅、という3つの駅を例として、具体的にどんな感じなのかみていきましょう。
A駅からB駅までは新幹線を利用し、B駅からC駅までは普通列車で移動するものとする。
持っているチケット:「A駅~C駅までの『乗車券』」「A駅~B駅までの『特急券』」の各1枚(計2枚)
それではさっそくこの際のチケットの流れを確認していきましょう。
まずA駅ではどうするのか?
→「乗車券」と「特急券」の2枚を改札に通します。
この時改札から出てくるのも「乗車券」と「特急券」の2枚です。
B駅に着きました。(普通列車に乗り換え)
乗り換え時の改札ではどうするのでしょう?
→ここでも「乗車券」と「特急券」の2枚を改札に通します。
すると「特急券」は回収されて、「乗車券」のみが返ってきます。
返ってきた「乗車券」はちゃんと持っていて下さいね。
普通列車に乗り目的地であるC駅に着きました。
手元にあるのはB駅で出てきた「乗車券」のみです。
→改札に「乗車券」を通します。
ここで全ての券が回収されて、無事到着ということになります。
ちなみにですが、A駅~B駅までは普通列車、B駅からC駅までは新幹線の場合、下のようになります。
A駅改札:「乗車券」のみ投入。→出てくるのも「乗車券」のみ。
B駅乗り換え改札:「乗車券」と「特急券」の2枚投入。→どちらも出てくるので持っておきます。
C駅改札:「乗車券」と「特急券」の2枚投入。→どちらも回収される。
「乗車券」にせよ「特急券」にせよ、利用出来る『区間』がチケットに明記されていると思います。
どこで使うの?と悩んだら、その区間を参考にしてみると分かりやすいと思いますよ。
この区間にこのチケットは関係あるのかないのか、迷った時は考えてみて下さいね。
新幹線の乗り方で2枚チケットがある時のまとめ
普段新幹線に乗らない場合、チケットが2枚あることに戸惑ってしまうこともありますよね。
改札の通し方や使うタイミングに迷った時はぜひ参考にしてみて下さい。
もし万が一分からなくても、駅員さんに聞くと親切に教えて下さるとは思いますよ。
使用する際は券の種類と利用出来る区間に注目してみて下さい。
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