読書感想文は書くのも難しいですが、その本選びも悩みのタネの1つです。
ある程度年齢が大きくなると、自分でどのようなものが良いか判断し課題に取りかかることが出来ますが、小学生低学年くらいだとそうもいかないのではないでしょうか。
しかしこの本選びというのは読書感想文の書きやすさにも直結するものです。
小学生低学年くらいのお子さんがいる場合、その本選びについ口を出したくなってしまいませんか?
決められないで悩んでいる、はたまた選んだ本がなんだか読書感想文には相応しくないような気がする、さまざまな理由からサポートしてあげたいと思う気持ちはよく分かります。
でもこのサポートの仕方もまた難しいというのが実状ではないでしょうか。
そこでそんな悩みを解消すべく、小学生低学年向けの読書感想文の本選びについてまとめてみました。
子どもに対してどのようにサポートしてよいか分からない方はチェックしてみて下さいね。
読書感想文の本の選び方として低学年の子にはどのようなものが良いのか
読書感想文用の本というのは、低学年の子にはどのようなものが良いのでしょうか?
そのくらいの年齢のお子さんがいる場合、いろいろ考え込んでしまうこともあるかと思います。
課題図書、あるいはそれに近いようなものを選んだほうが良いのか、と疑問を抱かれることも多いと思いますが、学校側から指定されていない場合、特にこだわる必要はありません。
読書感想文が大得意というのであれば少し話しは変わってきますが、そうでも無い限り低学年の子が興味のない本で感想文を書くというのは非常に難しいと思います。
大人でも興味の無い本で書けと言われると悩んでしまいませんか?
ですが選択肢の1つとして「今年度の選定図書」を見せてみるのは良いことではないかと思います。
夏休みの時期に書店に行くと、読書感想文向けの本を特集しているお店は多いです。
それらの中でお子さんが興味をもつような作品があるのでしたらそちらを買ってあげても良いのではないでしょうか。
基本的に興味のない本で無理矢理書かせるような行為はおすすめしません。
読書感想文を嫌いになってしまうきっかけになりかねませんからね。
まずは書店や図書館で、お子さんをさまざまな本を見せてあげてはいかがでしょうか。
興味を惹かれる本が見つかるのではないかと思います。
読書感想文で小学生低学年の本としてふさわしいものは何?絵本はありなのか
小学生低学年くらいの子に好きな本を選ばせると、絵本のようなものを選ぶことがあるかもしれませんね。
親としてはこれはどうなのか、良いのだろうか?と少し悩んでしまう方もいるかもしれません。
良いか悪いかという2択で答えるならば、何にも悪いことはありません。
絵本だって立派な本の1つですから十分読書感想文は書けます。
特に小学生低学年くらいですと想像力が豊かで大人には思いつかないような感想を抱くこともありますしね。
この本が良いと子どもが自分で選んだのであれば、何かしら理由がありますよね。
この本のここが好き、とか。主人公が自分と似ていると思った、など。
そのようにすでに感想を抱いている可能性が高いですし、いざ読書感想文を書くとなった時にも取り組みやすいのではないでしょうか?
絵本はどうなのか?と思ってしまうのは自分が大人ゆえかもしれません。
子どもにとってはそれが惹かれるものだったわけですし、お子さんが自分で選んだのなら絵本で書かせてあげるのも良いと思いますよ。
読書感想文で小学生低学年へのおすすめの本とはどのようなものか
読書感想文で選ぶ本は、指定がない場合基本的にこれじゃないとダメ!ということはありません。
課題図書のようなものから絵本のようなものまでどのようなものを選んでも問題ないのです。
ただ小学生低学年という年齢を考慮した上で、書きやすさ、取り組みやすさを考えるなら難しすぎる本は避けるべきですよね。
書店や図書館に行くと、低学年向けの本というのは固めて陳列していることが多いです。
字が大きめでページ数の多すぎないものや、絵本のようなもののほうがお子さんは読書感想文に取り組みやすいのではないかと思います。
年齢が上がるにつれて、徐々に字数の多いものにチャレンジしていくと良いと思いますよ。
大事なのはお子さんが選んだ本にたいして感想を抱けるかどうかです。
その本について感じたことがなければ本末転倒ですからね。
面白くなかった、と言われても読書感想文を書く上では少々困ってしまいますが。
そのようなことからも子どもが自分自身で興味を持って選んだものが1番良いのではないかと思います。
読書感想文の本質は本選びではなくその感想を述べることですからね。
ぜひお子さんの意見を尊重してあげて下さい。
まとめ
読書感想文の本選びは書きやすさ等にも関わってくるので非常に難しいですよね。
しかしながら親の意見ばかり押しつけず、子どもの意思に耳を傾けてあげるのが大事ではないかと思います。
子どもというのは大人の想像以上にステキな発想を抱いたりするものですよ。
子どもが取り組みやすいよう、サポートしてあげて下さいね。
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