赤ちゃんが蚊に刺されるのは良くない、となんとなく知っていても、具体的にどのようなリスクがあるのか分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
赤ちゃんが蚊に刺されるとさまざまなリスクがあります。
たかが蚊、などと侮っていると赤ちゃんを危険にさらしてしまうかもしれません。
赤ちゃんが蚊に刺されたときの症状やそれに伴うリスクをまとめてみました。
ご存じない方は1度確認してみて下さいね。
赤ちゃんは蚊に刺されるとどのような症状がでるのか
赤ちゃんが蚊に刺されるとどのような症状が出るのでしょう?
基本的には大人と一緒で「腫れる」ことがほとんどです。
しかしながらその腫れ方が大人とは全然違ってきます。
赤ちゃんの場合は蚊に刺されると炎症がひどくでてしまいます。
赤ちゃんは大人のように免疫力がしっかりしていませんから、蚊に刺されただけですごく腫れてしまうんですね。
その上なかなか腫れや赤みがひかずに長引いてしまいます。
大人と同じくらい、を想定しているとびっくりするくらい違うので、赤ちゃんは蚊に刺されただけでも酷い症状が出ると認識しておいて下さい。
赤ちゃんが蚊に刺されたらどのようなリスクがある?
赤ちゃんが蚊に刺されると、腫れる以外にどのようなリスクがあるのでしょうか?
赤ちゃんも蚊に刺されれば当然その部位はかゆくなります。
その痒さが原因で「とびひ」になってしまう可能性もあるんですね。
まだ小さい赤ちゃんに「かくな」と言っても無理に決まってます。
ゆえにいつの間にかかいてしまって、結果的にそれがとびひなどの感染に繋がってしまうことも。
このようなケースはわりと多く見られますので、気をつけてあげたいポイントの1つとして覚えておきましょう。
赤ちゃんは蚊に刺されると危険?まれに恐ろしい症状も
赤ちゃんが蚊に刺されるリスクとして、中には恐ろしいものもあります。
赤ちゃんは蚊に対する免疫がないので、初めて刺されたときはまれにですがショック症状を起こす子がいます。
このような場合は早急に病院に連れて行きましょう。
また、多く知られているリスクの中には日本脳炎があります。
ただしこれは赤ちゃんが蚊に刺されると100パーセントなるわけではありません。
日本脳炎の感染の媒体となる蚊はコガタアカイエカというもので、この蚊自体はそんなに珍しいものではありません。
ですが、日本脳炎ウイルスに感染した豚の血を吸い、日本脳炎ウイルスを持っている
コガタアカイエカが人間の血を吸わないと、人間に日本脳炎は感染しません。
コガタアカイエカの移動可能距離は1km程度です。
近くに養豚場がなければまず感染の心配はないと思ってよいでしょう。
そもそも日本脳炎というのは感染しても100人~1000人に1人という発症率ですからね。
あまり神経質になりすぎるのも考えものですが、刺されないにこしたことはないので気をつけて下さいね。
まとめ
大人にとってはたかが蚊でも、赤ちゃんにとってはそうではありません。
できる限り普段から蚊に刺されないよう配慮してあげましょう。
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