料理する際こんにゃくのあく抜きはしていますか?
この下処理が面倒なので出来るだけ簡単な方法で行いたいという人も多いと思います。
ですから今回はレンジで可能なあく抜きの方法をご紹介しますね。
とはいえお湯のほうが都合が良い場合もあるでしょうから、そちらも合わせてご紹介しています。
ぜひその時その時にやりやすい方法であく抜きをしてみて下さい^^
ちなみにこんにゃくにはあく抜き不要となっているものもありますが、これは本当にあく抜きしなくて大丈夫なのでしょうか?
こちらをどんな風に調理すれば良いのかという部分にも触れています。
そもそもあく抜きは何のためにするのか、そのままでは食べられないのか?、といった点が気になる人もいると思います。
そのような点についても解説してみましたので、良かったら目を通してみて下さいね!
こんにゃくのあく抜き方法
こんにゃくのあく抜き方法はいくつかあります。
一番メジャーなのはおそらく鍋を使い茹でる方法ではないでしょうか?
ただ、個人的には「コンロは出来るだけ空いている方が助かるなぁ・・・。」というのが本音です。笑
ですから電子レンジを使いあく抜きをする方法もご紹介しますね!
どちらもそれほど難しくないので、その日のメニューに合わせて便利な方法であく抜きしてみて下さい^^
こんにゃくのあく抜きをレンジでする
まずはこんにゃくのあく抜きをレンジでする方法から見ていきましょう!
用意するものは
・こんにゃく
・レンジで使える耐熱皿(出来れば少し深いタイプ)
・ザル
・塩(あってもなくても可)
という感じです。
もちろん代用出来そうな品があったら、そちらで構いませんよ。
家にある物で簡単にあく抜きしちゃいましょうね^^
水洗い
まずは買ってきたこんにゃくを袋から出して水洗いします。
そんなに丁寧じゃなくてもいいので、気持ち表面のぬめりを落とすくらいのつもりでサッと水洗いして下さい。
適当な大きさにカット
料理のメニューに合わせて、適当な大きさにこんにゃくをカットします。
包丁でもスプーンでも、手でちぎる形でも構いません。
塩もみ
カットしたこんにゃくを塩もみしていきます。
その名の通り塩を振って、軽く揉み揉みする感じで。
塩の量はこんにゃく100gに対して大さじ1を目安にして下さい。
(とはいえ計るのが面倒臭いので私はいつも適当に塩を振ってますが、問題なく仕上がっていますのでズボラさんは目分量でも大丈夫かと。)
ちなみにこの工程は省いてもいいです!!
面倒だったら塩もみ自体すっ飛ばしちゃいましょう~!(私もよく飛ばします(小声))
した方がしっかりあく抜き出来るのは確かなんですけどね。笑
耐熱皿に入れてレンジへ
こんにゃくを耐熱皿に入れて、お水も入れます。
水の量はこんやくがかぶる位を目安にして下さいね。
ラップは不要で、100gを500wで2分くらい加熱して下さい。
軽く洗う
加熱できたらこんにゃくをザルにあげて取り出します。
水でサッと洗い流したら完了です。
加熱したこんにゃくはめちゃめちゃ熱いので、やけどには気を付けて下さいね!
これでレンジでのあく抜きは完了です^^
こんにゃくのあく抜きをお湯でする
続いてこんにゃくのあく抜きをお湯でする方法を見ていきましょう。
用意するものは
・こんにゃく
・お鍋
・ザル
・塩(あってもなくても可
という感じなのでレンジであく抜きする場合とさほど変わりません。
鍋はこんにゃくが入れば十分なので、小さめのものでもOKですよ^^
使いたい大きさにカット
まずはこんにゃくを使いたい大きさにカットします。
ちなみに包丁でもスプーンでもカットの仕方は構いませんが、スプーンでこそげる方が味がのりやすいですよ♪
塩もみ
カットしたこんにゃくを塩もみします。
やり方はレンジの時と同じですね!(100gに対して大さじ1の塩)
塩もみ出来たらサッと水で洗い流しちゃいましょう。
こちらはレンジ同様省いても問題ない工程です^^
茹でる
沸騰したお湯にこんにゃくを入れて2~3分茹でます。
水の状態からこんにゃくを入れて茹でると余分な水分が多く出るのでハリが出て歯ごたえが良くなるそうな。
いずれにせよやりすぎると硬くなるので、放置しすぎにはご注意下さい!
ザルにあげる
茹でたこんにゃくをザルにあげて下さい。
これであく抜きは完了です!
こんにゃくは水に浸けずにそのまま料理に使うのがおすすめですよ♪
こんにゃくであく抜き不要と書いてあるものは?
こんにゃくには『あく抜き不要』と書かれているものもありますよね。
こちらは、こんにゃく芋の臭みや凝固剤がカットされていたり減量されていたりします。
ですからそのままこんにゃくをお料理に使っても大丈夫ですよ^^
ただ、カットされているとはいえ、人によっては多少えぐみを感じてしまう部分はあると思います。
気になる方は普通のこんにゃく同様あく抜きをしてから調理するのがおすすめですよ。
水やお湯でサッと洗い流すだけでも違うと思うので試してみて下さい。
こんにゃくのあく抜きのコツとポイント
こんにゃくのあく抜きのポイントとして、『加熱時間』に注意して下さい。
レンジでもお湯でもそうなのですが、あく抜きの際に加熱しすぎると硬い仕上がりになってしまいます><
せっかく臭みやえぐみが抜けてもこれでは台無しですよね。
塩もみなど省ける工程は省略して構いませんが、この辺りだけは気を付けて下さい。
ちなみに白たき、糸こんにゃくも同様の方法であく抜き出来ますよ^^
こんにゃくのあく抜きはなぜするの?
こんにゃくのあく抜きはなぜするのでしょう?
するのとしないのではどのように違うのか気になりますよね。
あく抜きしていないこんにゃくはなんだか独特の臭みやえぐみを感じる人も多いと思います。
これは、こんにゃく芋に含まれているシュウ酸カルシウムや凝固剤として使用されている石灰(水酸化カルシウム)が原因です。
あく抜きをすることでこの臭みやえぐみをなくし美味しく食べられるのはもちろんですが、もう一つあく抜きには良い点があります。
それは、味が染みこみやすくなることなんですね。
食感もあく抜きしたものの方が良いと感じる方は多いと思いますので、こんにゃくを使用する際にはあく抜きをするのがおすすめですよ^^
こんにゃくはそのまま食べられるのか
こんにゃくはあく抜きをすることがおすすめですが、そのまま食べることは出来ないのでしょうか?
面倒臭くてあく抜きしたくないという方も多いと思います。
あく抜きをしていないこんにゃくは臭みやえぐみがキツいので、そのまま食べるのにはあまり向いていません。
しかしながらそれらの点が気にならないのであれば、そのまま食べることも可能と言えます。
ですがゆがいたり加熱せずにこんにゃくを食べたい場合は、生食用こんにゃくや刺身こんにゃくといったものを食べるのがおすすめですね。
こんにゃくの下処理の必要性まとめ
こんにゃくの下処理って必要なのかな?と感じる人も多いと思います。
出来るだけお料理の手間は省きたいと考える方も多いと思いますから。(当然私もその一人。笑)
でも少なくともこんにゃくに関しては簡単にでもあく抜きした方がいいかなぁと思いますね。
ここから先は個人の意見なんで聞き流してもらってもいいんですけど・・・。
実は私、子供の頃こんにゃくが大嫌いでした。
なんか、料理する前の臭いがまず嫌で、食べても味しなくて、とにかく無理だったんです。
というのも私の母、こんにゃくのあく抜きしない人だったんですよね~!!!
(そして私は大人になってからこんにゃくはあく抜きするものだと知った。笑)
これは好みの問題とかもあると思うんですけど、今現在こんにゃくを抵抗なく食べられるようになっているので、あく抜きをするしないの違いは大きいかと。
あ、でも、あく抜きしていないこんにゃくを嫌々食べて育ちましたが、健康に大きくはなりましたよ。笑
好き嫌いへの影響は多少あるかもしれないので、なんかまずいな?と感じたらしっかりあく抜きしてみて下さい!
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