祇園祭山鉾巡行 お稚児さんの役割と生活はとても大変なものだった?


祇園祭山鉾巡行といえばお稚児さんが注目されますよね。
このお稚児さんとは一体何なのでしょうか?
その役目や生活はご存じでない方も多いと思います。

そこで出来るだけ分かりやすく、お稚児さんについてまとめてみました。

興味のある方は良かったら目を通して見て下さい。
パッと見華やかなお稚児さんも、その裏では大変な生活をしていることが伺えますよ。

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祇園祭山鉾巡行 お稚児さんとは何?

祇園祭の山鉾巡行といえば有名で、このお稚児さんに誰が選ばれたかというのはニュースで取り上げられるほどです。
しかしお稚児さんって一体?と疑問に思う方も少なくないかと。
意外と詳しくは知らなかったりしますよね。

お稚児さんというのは、祇園祭の生神(いきがみ)様です。
お稚児さんに選ばれた子は、八坂神社に詣で、「正五位少将」の位を授かるのです。

といっても正直分かりにくく、どういうこと?位を授かるって?となってしまいますよね。
これはつまり『神の使いとなる』ということなのです。

まぁつまり神様になるのと同義くらいに考えると良いかと思います。
神様になる!と言われれば難しいことは分からなくても、なんかすごいことなんだと言うのは認識できますよね。笑

お稚児さんは八坂神社に詣で神様の使いとなってから、数々の儀式をこなし祭りの無事を祈願します。
後で詳しく触れますが、このお稚児さんの生活というのがとんでもなく大変なんですよね。
まだ幼い子がこの役を務めるというのは本当にすごいことなんだと分かってもらえると思います。

このお稚児さんが最も注目されるのは、おそらく山鉾巡行の日のスタート時ではないでしょうか?
しめ縄を切り落とし山鉾をスタートさせます。

このしめ縄を切り落とすことにどのような意味があるのかというと、結界を解き放つことなのだとか。
稚児が振る太刀でしめ縄を切り落とすことにより結界が解き放たれる。
それによって山鉾を先に進ませることが出来るということのようです。

華やかな大役という印象ですが、やはり大役だけあって求められるものもそれ相応です。
生活していく上での制約などもありますので、そちらも詳しく見ていきましょう。

祇園祭 お稚児さんの役割!タブーとされていることは何?

祇園祭のお稚児さんの役割とは何でしょう?
神の使いになるということで、その生活には制約があります。
このいわゆるタブーとされていることが中々すごいんですよね。

まず地面に足をつけてはいけません
え?どうやって生活するの!?無理でしょ!?と思うかもしれませんが、これは本当に実行されます。
神の使いは清浄なものですから、お父さんなど大人の方に抱っこしてもらい、丁重におもてなしされて生活するのです。

ただまぁあくまでも「地面」であり、畳や廊下などはOKだとか。
そう聞くとそれならまぁ・・・、と一瞬思うのですが、いやそれでもすごい大変ですよね。笑
お稚児さんに選ばれた子も、両親を始めとする大人も、中々ハードな生活なのではないでしょうか?

また、制約これだけではなく、女性に触れるのもいけません
女性は穢れとなるので、異性に触れるというのは禁忌とされているそうですよ。

この女性というのには当然母親も含まれます。
まだ小学生の男の子が母親に触れてはいけないというのは、辛い部分があるでしょうね。

お稚児さんというのは大役であり、選ばれることは大変名誉なことなのでしょうが、その分大変な部分があることも伺えます。
外部の人間が目にする部分以外にも、とんでもない努力があったのですね。

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祇園祭 お稚児さんの生活はどのようなもの?

祇園祭のお稚児さんに選ばれると実際どのように生活していくことになるのでしょうか?
祇園祭というのは1ヶ月ほどのお祭りですので、その期間中どう過ごしていくのか気になりますよね。

まずお稚児さんに選ばれると、すぐに稚児舞などの練習が始まります。
舞の稽古神事の稽古などをこなしていかなければなりません。

ただやはりお稚児さんが最も大変になるのは7月13日からでしょうね。
この日八坂神社に詣で正五位少将の位を授かりますから。
ちなみにこれを「お位貰いの儀」と言うのですが、この時から前述したような、地面に足をつけてはいけない、女性に触れてはいけない、など制約のある生活が始まるのです。

そのような生活をした後、17日の山鉾巡行を迎えます。
観覧する側の印象としては、おそらくこの日がお稚児さんの晴れ舞台のような感じではないでしょうか?
いろいろな努力と苦労を重ね、ようやく山鉾をスタートするという大役をはたすわけですね。

そして同日17日、「お位返しの儀」で、授かっていた位を八坂神社に返します。
ここでようやく神の使いから普通の男の子に戻るので、地面に足をついたり、女性に触れたりということが許されます。

この儀式の後、周りに促されてお母さんとちょっとだけ手を繋ぐところを過去に見たことがありますが、なんだか可愛らしいですよね。
微笑ましいというか、ほっこり幸せな気分になります。笑

主に一般の方がお稚児さんを目にするのは祇園祭山鉾巡行だと思うのですが、それ以外の時でもお稚児さんはたくさん努力し、たいへんな生活をされていたのですね。
小学生の男の子だということを考えれば本当にすごいの一言につきます。
見えない部分の努力もあるんだなぁ、と頭の片隅にでも入れておき、機会があればぜひお稚児さんを一目見てみて下さい。

祇園祭山鉾巡行 お稚児さんまとめ

祇園祭の山鉾巡行、何らかの形で目にしたことがある方も多いと思います。
お稚児さんという大役がありますが、こちら想像以上に大変な生活をしていることが伺えますよね。

生で見るとこれまた迫力もありますし、良かったら一度京都で観覧してみて下さいね。
とても華やかで見応えがありますよ。

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