お墓参りの花の選び方！基本マナーとタブーなものは？仏花以外はどうなの？

お墓参りの花の選び方はご存じでしょうか？
いざ準備しようとするとどのようなものが良いのか分からないかもしれませんね。

基本のマナーやタブーとされているお花についてまとめました。
また、仏花以外のものはどうなのか？という点についてもご紹介しています。

良かったら参考にしてみて下さいね。

お墓参りの花の選び方。基本的なマナーとは？

お墓参りといえばお花は必須と言っても過言ではありません。
しかしそのお花の選び方がよく分からないという場合もあるのではないでしょうか？

お墓参りの時に供える花は「仏花」と言います。
お盆やお彼岸などでしたら花屋のみならずスーパーでも多く扱われていますね。

基本的にはこのように仏花として花束で売られているものであれば、お墓参りに持参して構いません。
分からない場合に無難に済ますのであればこれらがベターでしょう。

ですがせっかくでしたらマナーを押さえておいて、故人のことを思いながら選んであげたいですよね。
実はお墓参りのときお供えするお花に絶対的な決まりというのはないのです。

ただ一般的に多いのは、菊やカーネーション、スプレーマムあたりでしょうか。
長持ちする、年間を通して手に入りやすいなどの点から多く仏花として用いられています。

この、長持ちするかどうかというのは仏花に選ぶ理由としては大事なポイントです。
アイリスやリンドウなど季節のお花も時期に合わせて取り入れると尚良いですね。

また、選び方としては５色飾るという方法もあります。
「白・赤・黄・紫・桃」が主流ですので、そのようにして選んでみるのも１つの方法だと思います。

お墓参りのお花に絶対的な決まりはないと申し上げましたが、「不向きな花」というのはあります。
常識がないなどと思われないようその辺りも確認していきましょう。

お墓参りの花でタブーとされているものは何でしょう？
一般的に「トゲのある花・ツルのある花・毒のある花・香りの強い花」は適していないとされています。
これらは枯れやすかったり虫が寄ってきやすかったりなどという点から避けられていますね。

ただトゲのある花に関しては、トゲさえ取ってしまえば問題ありません。
トゲのある花をお供えしたい場合には、手やハサミでトゲの部分をなくしておきましょう。

他に、「ユリ」をお供えしたい場合も注意が必要です。
タブーというわけではないのですが、こちらは花粉が飛びやすいです。

お供えしたい場合には、花粉を綺麗に落としておくのがおすすめですね。
花屋さんなどでも知識のある方は親切に花粉を切り落としてくれますよ。

墓石によってはシミの原因になりますので必ず確認しましょう。

ポイントとしてお墓参りでお供えする花は、すぐ枯れてしまう傷みやすい花や散りやすい花は向いていません。
出来るだけこれらの条件に当てはまらない花を選ぶようにしましょう。

お墓参りに一般的に仏花としてあげられているようなお花以外を供えても良いのでしょうか？
故人が生前好きだったお花など供えてあげたいこともありますよね。

仏花として適す適さないはあれど、故人の好きだったお花をお墓に供えることは何の問題もありません。
思い入れのあるお花を仏花として用いるのはとても素敵なことだと思いますよ。

実際お墓参りで仏花としては珍しいなという花の種類を見かけた場合は、故人の方が好きだったのかなと思いますからね。
少なくとも自分が管理するお墓であるならばなんら問題はないと考えて良いでしょう。

ただ知人のお墓であったり、親族でも管理者が自分でない場合は配慮が必要です。
周りの目を気にされる方や、仏花として一般的でないものを嫌う方もいらっしゃいます。
その家々のルールやマナーのようなものがあったりもしますからね。

その辺りは配慮しつつ、故人のことを思って仏花を選んで見て下さいね。

お墓参りの花の選び方は知識として覚えておくととても役に立ちます。
故人の方を思ってお花を選ぶ際には参考にしてみて下さいね。