災害時に活躍してくれる防災リュック。
しかしいざ準備しようとすると分からないことも多く出てくるものです。
防災リュックを準備するにあたって押さえておくべきポイントとは何でしょうか?
知っておくことでなんとなく準備するよりも、いざというとき役立つ防災リュックにすることが出来ますよ。
まとめてみたのでぜひ読んでみて下さいね。
せっかくですからより役立つ防災リュックにしましょう。
防災リュックを準備する際のポイントとは?
防災リュックを用意する際のポイントとして、どのようなことが挙げられるのでしょうか?
良く言われる事ですが、まずは最低限として3日間持たせる装備です。
1週間とも言いますが、災害時に持ち出せる量を考えた場合あまり現実的ではありません。
実際用意してみると分かると思うのですが、やはり水等入っていると3日分でも十分重いです。
子どもがいるなら尚更でしょうね。
いざとなったときに重くて運べないのでは意味がありません。
自分が持てる重さで必要なものを厳選してまとめるのがベストでしょう。
もうひとつ大事なのは、持病やアレルギー等で普段使っている物があるならそれらも出来るだけ用意しておくことです。
あまりそこまで思考が回らない方が多いですが、こういった特殊なものを緊急時手に入れるのは困難です。
持病やアレルギーで特定のものしか使えない場合、それらも加味して防災リュックを用意しましょう。
防災リュックに入れるものを決めるときの考え方とは?
防災リュックを用意するときの考え方としては、自分にとって都合の悪い方に考えるのがおすすめです。
例えばですが、家具が倒れる程度の地震と、家が全壊する程度の地震では被害の大きさも避難所生活の長さも変わってきますよね?
このような場合にも当然最悪のケースを想定して用意していたほうが対応出来る範囲は広いですし、結果的に自分自身をより助けてくれることになります。
ですからそこまで大きな地震は来ないだろうと自分に都合良く考えるより、もしかしたら酷い地震で家に荷物を取りに帰れないかもしれないという心構えで防災リュックは準備したほうが良いです。
ちなみにこれは何も被害の程度や避難する期間の問題だけではありません。
比較的過ごしやすい気温の季節と真冬の極寒の中での避難所生活では必要な装備は変わってきます。
防寒対策グッズが何もなくてもどうにかなるだろうと考えるより、ないと体温の低下で命に関わるかもしれないと考えていた方が良いということです。
つまり体温調節グッズがなくても生きられるしどうにかなる、ではなく、体温調節グッズがないと最悪の場合死に至ると考えて準備しましょう。
非常食を用意する場合も同じで、カップ麺等を用意してお湯ぐらいどうにかなるだろうと考えるのではなく、最初からお湯はおろか水もないかもしれないことを想定してその場合でも食べられるものを入れておきましょう。
このようにいくつか例を挙げましたが、最終的に何が言いたいかというと、自分にとって都合悪く考えることが、結果的には生存率の向上に繋がるということです。
たとえ想定よりも軽い災害だったとしても、その準備はより快適に過ごすことに繋がるかもしれません。
ですから防災リュックを準備する際は「最悪の事態」を想定して用意して下さいね。
防災リュックを自分で用意する場合に考えるべきこととは?
防災リュックを自分で準備する場合どのようにしたら良いのでしょうか?
まず最初に「最悪の事態を想定した必需品」を用意しましょう。
いるかいらないか迷うような物は後回しです。
ただ、必需品ではないが軽くてかさばらないようなものであれば入れておいても問題ないと思いますよ。
そのような必需品を用意した上で「ないよりはあったほうが良いもの」を入れていきます。
必需品をいれた後のスペースや重さを確認して考えましょう。
防災リュックの準備としてはこの手順が理想的ですが、同時に自分が優先すべきことも考えて見ると良いかもしれません。
例えば防災リュックは多少重くても問題ないのか、出来るだけ軽くまとめておきたいのか。
子どもがいる、いない、などでもどちらがいいのかは変わってきますよね?
小さいお子さんがいる場合でしたらやはり重すぎる荷物を持つのは厳しいです。
地震の際怖くて子どもが自力で歩けない可能性もありますし、そのような場合子どもも抱えてリュックも持てますか?
そういった点も考慮して防災リュックは準備しましょう。
防災リュックというのは人によって適している中身や大きさ、重さ等異なります。
自分の環境をふまえた上で準備してみて下さいね。
まとめ
適している防災リュックは各々違います。
なんとなくで準備するのではなく、ぜひ一考してから準備してみて下さい。
いざという時自分自身を守ってくれることに繋がりますよ。
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