小学生高学年の読書感想文とは一体どのようなものを書けば良いのでしょうか?
あまりにも幼すぎる文章はダメな気がする、かといってどうすれば良いかも分からない。
そういう人も多いかもしれませんね。
難しく考えすぎる必要はありませんが、ある程度ポイントは押さえて書いた方が良いかもしれません。
ではそのポイントとは一体どのようなものなのでしょうか?
小学生高学年向けの読書感想文の書き方についてまとめてみたので、悩んでいる方は参考にしてみて下さい。
読書感想文の書き方として小学生高学年はどのようなものが望ましいのか
小学生高学年にもなると、あまりにも幼稚な文章は読書感想文としては相応しくありませんよね。
しかしながら年齢を考慮してもそこまで難しく考えすぎる必要はないのではないかと思います。
読書感想文というのは基本的には自由なので、本を読んだ感想さえ含まれていればあらすじが多くても読書感想文としては成り立っています。
良い評価が欲しかったり、賞を狙っているというのなら書き方をそれなりに工夫しなくてはいけませんが、基本的には自由に思ったことを書けば良いのです。
読書感想文を書く際、起承転結や構成を意識すべき、という声も多いですが、小学生であるならば気にしすぎることはないと思いますよ。
最低限のルールとしてあらすじばかりではなく感想を入れることを意識していればいいと思います。
文章の構成を考えるとやはりそれなりに難しくなってきますし、そこまで考えずとも言葉遣いや誤字脱字などに注意して書くだけでも十分ではないでしょうか。
感想をメインで書く、ということを意識するだけでも、あらすじばかりの読書感想文よりははるかに良い出来にはなると思います。
読書感想文の書き方で高学年向けのコツとは何か?
読書感想文を書く上で、高学年向けのコツはあるのでしょうか?
子どもっぽすぎる文章にならないようにするために、事前にこんなことを書こうかな、とまとめておくほうが良いと思います。
まとめると言っても難しく考える必要はなく、思ったことを箇条書きなどで構わないので書き出してしまえば良いのです。
読書感想文にこの本のこの部分についての感想を書こう、という大まかなことを決めておけば割とスラスラ書けますし、思いつきで書くよりまとまった文章になりやすいです。
箇条書きした内容に、少し文章をプラスしていけばそれなりのものに仕上がると思いますよ。
本を読んだ感想というのは人それぞれ違うものです。
表現の仕方など難しいことは考えすぎずに、感じたことを素直に書いてみましょう。
自分らしい文章のほうがステキな作品に仕上がると思いますよ。
読書感想文の書き方のポイントは?意識すべき点とは
小学校高学年向けの読書感想文の書き方として意識すべきポイントはあるのでしょうか?
年齢を考えてもあまり多くのことを意識しすぎる必要はないと思いますが、これを意識するだけで出来栄えがずいぶん変わるよ、というポイントを少し紹介したいと思います。
まず最初にあらすじを書きすぎないことです。
あらすじを書きすぎるとどうしても文字数稼ぎの印象が強くなってしまいます。
低学年くらいの子なら仕方ないかなと思いますが高学年ともなるとやはり印象は良くありません。
あらすじを多く書くというのは幼い文章になりがちなので気をつけて下さいね。
上に少し関連していますが、本の内容を書くときはピンポイントで引用するとメリハリのある文章に感じます。
ピンとこないかもしれませんが、「主人公がこのような理由でこんな行動に出た。その結果こんなふうになった。」と書くよりは、主人公のセリフを一文だけ抜き出してしまうほうが良いということです。
最初の方の書き方ではダラダラと本の内容を説明している感じになってしまいますし、そこからさらに感想を書くとなると全体的に長々しくて何が伝えたいのかいまいち分かりづらくなってしまいます。
後者の書き方でセリフを抜き出した後に、「私はこの主人公のセリフをみてこう思った。なぜなら~。」と書く方が自分の感想をメインに持ってきているように感じますよね。
別にセリフである必要はありませんが、引用する部分は短めのほうが良いですよ。
印象に残ったところをピンポイントで抜き出しましょう。
本の内容全てに触れる必要はないので、気になった箇所について重点的に述べていきましょう。
まとめ
読書感想文は難しいですが、考えすぎずに感じたことを素直に述べていけば大丈夫ですよ。
少しポイントを意識するだけでそれなりの仕上がりになるので苦手意識抱かずに挑戦してみて下さいね。
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